ドイツの研究チームが無線接続で100 Gbit/sを達成、世界最速

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オシロスコープ(右)からの信号を受信部(左)が受信する
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無線接続において世界最速となる100 Gbit/s、つまりブルーレイディスクの総容量、約25 GBを2秒足らずで転送出来る速さで通信可能な技術の開発に成功したとのこと。

この技術はFraunhofer Institute for Applied Solid State Physics (IAF, フラウンホーファー研究機構応用固体物理学)と、Karlsruhe Institute for Technology (KIT、カールスルーエ工科大学)の共同研究により開発されている技術で、以前にもこのチームは”Millilink”プロジェクト1の下、1 km間で40 Gbit/sの無線通信を成功させているそう。

今回もその前回の40 Gbit/sでの接続と同じく237.5 GHzという高周波帯域を利用しており、送信機は光信号をNTTエレクトロニクス製の光子ミキサーを通じて無線信号へと変換しているそう。

更に研究員によれば、

同時に複数のデータストリームを送信する、すなわち光学的および電気的多重化技術を採用することにより、更にデータレートを高く出来る。
毎秒 1 Tbit/sも実現可能だと見ている。

とのこと。速い。

民間でも利用可能になるのが待ち遠しいですね。

via Gizmodo.comKIT

  1. Federal Ministry of Education and Research (BMBF)の”次世代ブロードバンドアクセスネットワーク”プログラムの下で行われていたプロジェクト。 []

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