初代「Quake」をオシロスコープ上で表示させた魔改造Mod

quakescope

FPSの金字塔、id Softwareの「Quake」をオシロスコープ上で表示させた超魔改造Modのプレイ動画がYouTubeにアップされていた。

なにこれしゅごい!

アーマーとか見て分かるデティールだし、しかもオーディオの同期までやるとは。

このオシロスコープMODを作ったのはフィンランドのModder、Pekka Vaananen氏。

このMODは

  1. Quakeの有名MOD“Darkplaces”のソフトウェアレンダラ経由で、ジオメトリ1を抽出。

  2. 抽出されたジオメトリから、Pekka Vaananen氏が開発したXYオシロスコープシミュレータを使用して、表示中のオブジェクト等をリアルタイムにワイヤーフレーム化。

  3. そのデータを音声ファイルへ変換しオシロスコープに送出する事で、オシロスコープでベクタースキャン表示される。

という流れで動作しているとのこと。

詳細な解説は氏の特設ページがあるのでそっち見てね。

Quake on an oscilloscope: A technical report

ツールも公開してくれている上に手順も書いてあるので、オシロスコープとQuakeと気概があれば同じ事ができる。多分。

なんやら改善してより綺麗な波形表示にしたらしいのが下。

さらに見やすくなってる!
なお、オシロスコープで描画するために音波による出力なので、周波数などの問題で品質向上は限界があるとか。

ちなみに使っているオシロスコープは日立電子製の「V-422」だそう。
ディスプレイのサイズは6インチなので最近のスマホみたいな画面サイズだし、全ステージクリアくらい行けるんじゃないかこれ。

via: Quake on an oscilloscope, doope!


  1. ジオメトリ処理とは
    3次元コンピュータグラフィックスにおいて、空間に置かれた立体モデルの座標をスクリーン座標に変換するための計算。
    具体的には、まず物体を構成するポリゴンの座標データであるモデリング座標系を、視点を原点にした視点座標系に変換する。そして、遠近法などの効果や前面の物体に隠れる部分などを計算し、投影変換を行う。最後に、表示される画面に合わせたスクリーン座標系に変換する。
    ジオメトリ処理を行うソフトウェアや専用のハードウェアをジオメトリエンジンと呼ぶ。ジオメトリ変換は浮動小数点演算を大量に実行する非常に負荷の重い作業なので、最近ではグラフィックスチップにジオメトリ処理機能が内蔵されるようになっている。

    IT用語辞典