Nintendo Switch Proは現行モデル比2倍の性能に―720p/120fps、1440p対応か【噂】

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6月15日のNintendo Direct E3 2021での発表が期待されている、「Nintendo Switch Pro」に関する新たな噂を紹介。

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Switch Proの性能は現行モデル比で約2倍?

ソースは韓国のフォーラムで、元情報は台湾からのリーク(らしい)。全体的に情報の確度は低いため話半分で。

内容をまとめると以下の通り。

  • SoCの製造プロセスはTSMCの5 nmプロセス(5N)。
  • GPUの動作クロックは携帯モードで768MHz、ドックモードで1GHz。
  • 携帯モード時の処理性能は720pで最大120fpsに向上するが、実動作は60fpsに制限される。
  • TVモードでは1440pでの動作をターゲットに最適化されている。
  • DLSSは携帯モードで使えない、発売時点では無効化されている。
  • サードパーティーの開発者が既に開発キットを入手している。
  • Nintendo Switch Proと同時に日本で「Xbox Game Pass for Switch」がサービスインする。

まず、製造プロセスはTSMC 5Nとのことですが、個人的には眉唾。

ゲームコンソールの開発は発売の相当前から動いており、早い段階で製造ラインを抑えているため、TSMC製造の可能性もゼロではありませんが、NVIDIAの自社製品の製造をSamsungのみに切り替えた(せざるを得なかった)にも関わらず、任天堂の委託品の製造をTSMCへ委託するというのは不自然でしょう。

現実的にはAmpere GeForceと同じSamsung N8プロセス、あるいは1世代進んだSamsung 7PP or 6LPPでの製造になると思われます。

本体有機ELパネルは120Hz対応かも

GPUの動作クロックは携帯モードで768MHzとされ、現行Switch携帯モード時の最大クロックである384MHzから2倍になるとのこと。

処理性能はSwitchの720p(1,280×720px)解像度で最大60fps動作から、720p/最大120fpsへと向上するとされています。単純にクロックが2倍に伸びているので、パフォーマンスが2倍になるのはまぁそうでしょう。

本体のディスプレイが720p液晶パネルから720p有機ELへ変更となるという話は以前から出ていましたが、120Hz対応の有機ELとなる可能性もありそうです。解像度は異なりますが、最近の(特に中華メーカーのAndroid)スマートフォンでは安価なモデルでも90Hzや120Hzの有機ELパネルを採用しているものが多いため、コスト面から見てもありえない話では無いかと。

ただし、GPUとしての処理性能は120fps動作まで伸びるものの、メンテナンス上の問題で実ゲーム動作は720p/60fpsに制限されるという話が事実なら、有機ELが120Hz対応でもその真価を発揮するシーンは限られそうです。流石に「120Hzになってホーム画面やeショップの画面スクロールがぬるぬる動くよ~(ゲームは変わらんけど)」なんてことにはならないと思いたい。

TVモード時は1440pへ最適化?

TVモードではクロックが1GHzにブーストされ、動作ターゲットの解像度が現行Switchの最大1080pから1440pへと引き上げられるとされています。いくらSoCが強化されると言っても4K動作は無理があるので、1440pへ最適化するというのは現実的ですね。

1440pモニターのユーザーとしては、Xbox Series X/Sと同様に1440pの出力に是が非でも対応して欲しい。1080pもしくは2160pに制限したPlayStation 5の二の舞は避けてくれ……

DLSS、携帯モードでは使えない説

噂されていたDLSSについては、機能としては搭載されるものの、TVモードでのみ有効化され携帯モードでは使えない、もしくは何らかの理由で発売時点では無効化されているとのこと。

携帯モードで使えないとなると残念。理由として考えられるのは、バッテリー駆動になるので消費電力の問題があるのか、GPUコアクロックが低いためTensorコアの性能が不足するとかそのあたりでしょうか。

なお既存のDLSS対応タイトルでは、DLSS設定を選ぶ際に内部レンダリング解像度が変更可能で、4K表示の場合Performance設定で1080p、Quality設定で1440pとなるため、前述のTVモード時の1440pへの最適化はDLSS対応への布石に見えます。

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発売は2022年まで先送り?

発売時期については、2022年の発売になるというゲームジャーナリストのツイートを発見。ただしリーカーとしての信頼度は高くないのでこちらも話半分に捉えたほうが良さげ。

もしE3で発表されて発売は2022年となった場合、発表から発売まで半年以上空く計算になります。5ヶ月で発売(16年10月発表/17年3月発売)されたSwitchと比べても長い。

普通に考えると(ゲーム機に限らず)ホリデーシーズンで投入するのがベストなので、9月~10月に発売、遅れたとしても年末商戦前の11月には発売しておきたいはずですが、2020年末からの深刻な半導体不足を考えると、まともな出荷台数を確保して発売日を迎えるにはやむを得ないスケジュールかもしれません。

製品名がNintendo Switch Proにはならないという話も書かれていますが、名前はどうでもいいので割愛。

Nintendo Switch 本体 ネオンブルー/ネオンレッド
任天堂
【バッテリー持続時間】約4.5~9.0時間(現行モデル:約2.5~6.5時間)※遊ぶソフトによって、持続時間が変わります。 ※例えば『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では約5.5時間です。 (現行モデル:約3時間)※目安の時間です。使用状況によって、短くなることがあります。

コメント

  1. 匿名 より:

    任天堂なら120fps対応は絶対ありえないなあ。
    携帯モードでそんなに出したら消費電力すごいことになるし、120fpsでないといけないゲームも無いだろうし、一般家庭のテレビが120Hz普及しきってるわけでもないし。
    同じ理由で対応解像度も1080p止まりだろうね。

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