All Things Dが、いくつかの匿名情報筋によるとTwitterが#musicアプリのサポート終了を検討していると伝えてます。
Twitter #musicは今年の4月からアメリカなどで提供開始されたサービスで、Twitter上で話題となっているアーティストや楽曲からユーザーが新たな音楽を発見するのに役立つ……というもの。
記事によればリリース直後の4月時点でのApp Store上の人気無料アプリランキングで6位をマークしていたものの、続く数ヶ月で順位が下落、ある分析会社によれば8月末には1672位と、芳しいとは言えない状況だった様。
またCNET Newsは、
サポート終了となれば、Twitterにとって大きな路線変更となる。同社が準備を進めている新規株式公開(IPO)は、来月11月に実施されるというのが大方の予想だ。Twitterはこの数カ月間、エンターテインメント業界との繋がりをより強いものとするためのキャンペーンを積極的に仕掛けており、これが同社にとって多額の広告収入を生み出す手段となる可能性があるとみられている。
と書いており、どうなることやら。
しかし CNET News は更に
ただし、Twitter #musicは、マイクロブログプラットフォームからメディアのためのプラットフォームへ転換するという同社の目標を達成するための1つの要素にすぎない。広告主はメディアプラットフォームにおいて、ユーザーが興味を持つ特定の種類のコンテンツを通じてターゲット広告を表示することが可能だ。Twitterは様々なメディアチャンネルを運営することにより、一般のユーザーがメディアをどのように共有するかを巡ってのFacebookとその支配的地位に対して、挑戦状を叩きつけることが可能なのだ。
としており、Twitterの経営戦略が崩れたわけではない、としてます。
それなりに予算を掛けたプロジェクトだったはずだろうに、僅か半年で終了になるかも……とは。
結局、日本ではサービス開始もしないまま消えていく可能性が高そう。
via CNET News, AllThingsD
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