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今年に入った辺りから、ユーザースクリプトのリポジトリであるUserscripts.orgへのアクセスが不安定になっていて、ついに5月の頭にはまともにアクセスできない状態になった。
詳細は不明なものの、新規公開されるスクリプトにアドウェアやマルウェアまがいのモノも増え、サイトごとクラックされたのではないかという噂もあったり1。
で、Userscripts.orgのミラーサイト(Userscripts-Mirror.org)なんかも出てきたけど、「キーワード(タグ)検索が効かない」など完全なコピーではない上、マルウェア紛いのスクリプトもそのままミラーリングされたままだったりとイマイチ。
Greasy Fork – 便利で安全なユーザースクリプトを
そんな惨状の中、新たにGreasy Forkというレポジトリサイトが登場。
このGreasy Forkの特徴は
- インストール前にコードを確認可能。
@require http://www.example.com/example.js
といった外部スクリプトを読み込むコードを含む場合、CDN等の動的に変更できないリンク先の場合にのみスクリプトを公開可能にする事で、セキュリティリスクを軽減。- 開発者にフィードバックを送信出来る。
- 過去バージョンのインストールやバージョン間の差分比較といったバージョン管理機能。
といった具合。
Greasy Fork は、管理が放棄された Userscripts.org に替わる最大のユーザースクリプト投稿サイトになることを目指しています。当サイトでは悪質なスクリプトの排除を第一に考え、スパムや悪意のあるスクリプトのブロックを積極的に行っています。
via Greasy Fork
とある通り、スパムだらけなUserscripts.orgの二の舞とならないよう対策をとっているみたい。
更に
と開発者に便利な機能もあったりする。
特に2つ目の“GitHubへのコミットを自動同期”は開発者にとってかなり便利そう。
GitHubにコードを置いて管理しておいて、一度Sync機能を設定してしまえば何もしなくてもスクリプトをアップデートさせる事が可能なので管理も楽ちん。
(あまり考えたくないけど)最悪、Greasy ForkがUserscripts.orgのように死んでいったとしてもGitHubに上げてあれば、スクリプト消えちゃいましたみたいな事態は避けられる。ヤッタネ。
難点はUserscripts.orgにおける『タグ』にあたる『サイト別グループ』がイマイチ使いづらいところ。あとキーワードで検索した時に、サイト別グループも検索対象になっているのかが良く分からない。
ちなみに、ポストUserscripts.orgな競合サイトにOpenUserJSとかMonkeyGutsもあるけど、Greasy Forkは中の人(サイト管理者)がUserstyles.orgの中の人と同じらしく、サービス自体もGitHub上で頻繁にアップデートされていて一番将来性ありそう。
あと(現時点で)一番登録されているスクリプトの数が多い。
ポストUserscripts.orgの座はGreasy Forkで(たぶん)決まり!
via Greasy Fork
- 管理人とも連絡が取れないらしい。 ↩
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