Ubisoft Entertainmentのエクストリームスポーツを題材にしたアクションゲーム「STEEP」のベータテストが開催中。
STEEPはE3 2016で発表されたタイトルで、開発は「Tom Clancy’s The Division」と同じUbisoft Annecy。日本での発売は12月22日。PC版の他にPS4/Xbox One版もある。
エクストリームスポーツといっても舞台はオープンワールドな雪山なので、スノーボードとスキー、パラグライダー、ウイングスーツの4種を体験できる。
スノボゲーといえば、有名なのはEAの「SSX」シリーズくらいで、あとは(天空シリーズとかStockedとか)マイナータイトルになってしまい、しかもSSXも2012年を最後に新作が出ていない。現実のスノーボードではカッ飛べない自分のような層にはウケると思うんだけどあまり売れないのかな……
そういう事情があり、個人的にSTEEPはスノーボードゲーとして期待の新作なので、評判次第で買おうかなと思ってました。
ベータテストに参加してみた
そのSTEEPが11/18-21の期間でオープンベータテスト中ということで、テストに参加。ベータ版をプレイした印象とかを書き残しておきます。
スノーボードは良くできていて、回転方向やボードを掴む位置も指定できるので、思い思いのトリックを決められる。
スノーボード目当てにプレイしたものの、ウィングスーツも楽しかった。ウィングスーツでは地面や木、岩、建造物などスレスレで飛ぶほどポイントが貯まり、パラグライダーも斜面に近づくと上昇気流を得られたりと、リスキーな行為でメリットが得られるようになっている。スキーはスノーボードとプレイ感があまり変わらないので割愛。
ちなみに、PC版でもゲームパッド使ったほうがプレイ性が良い。
ベータ版のくせにファイルサイズが20 GBもあるけど、ベータなのに遊べるチャレンジの数が多く、マップも中々広いので、土日を殆ど消費してプレイしてしまった。大体のチャレンジはゴールドを取ったけど、パラグライダーだけブロンズしか取れず……速く飛ぶ方法が分からん。
ベータ参加予定のGeForce GPUユーザーは、STEEP OBTに合わせてNVIDIAからベータドライバーが出ているのでインストールしておくと良し。
難点
ちょっと難点なのはスノーボード、スキーの操作性で、左スティックでのスピン方向指定だけでなく、トリガーでのオーリーとグラブ、右スティックでスピン方向とグラブ位置の指定……と複雑。出せるトリックの豊富さと表裏一体なので仕方がないが、スティックとオーリーだけのような簡単モードもあって良いのではと思った。
あとパイプやボックスなどがなく、ジブができないのも残念。
マルチプレイヤー要素もあったけど、メリットはイマイチ分からず。フリーライド中ならスコアが稼ぎやすいとかあるのかな?
最後は、ベータなので覚悟していたものの良く落ちる点。
アプリケーションが固まるパターンは製品版までに修正されるとして、サーバーから切断されて落ちるパターンについては、「UBIだからな……」と製品版でも直っていないだろうと諦めてますが。
ただし、オートセーブシステムで比較的こまめに保存されているので、物凄いロールバックしてしまうということはない。まぁチャレンジ途中で落ちるとパァですが。
総評としては、キッカーだけじゃなくてパイプとかパーク要素も追加されたら製品版も買おうかなーという感じです。
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