今メインで使っているデスクトップではWindows 7が走ってますが、時折、スリープ処理をしたのに勝手に復帰してしまう時があります。
自分の環境だと二、三ヶ月に一回くらいの頻度で起きたりしていて、頭を悩ます問題だったりするので忘備録として。
で、上記のような時に確認すると良いのがイベントビューアー。
イベントビューアーは、Windowsのアプリケーション実行時やシステムでエラーが起きた際に、自動保存されたログを調べるツール。
今回のスリープ自動復帰問題でのイベントビューアーの使い方は
↑ ① コントロールパネルから管理ツールを開く→ ② イベントビューアーを起動。
↑ ① Windowsログ→ ② システム → ③ 現在のログをフィルターの順にクリック。
↑ ① ログの日付は原因が特定できる範囲に設定(勝手に復帰してすぐなら過去1時間にする) → ② イベントソースをPower-Troubleshooterに絞る。
↑ 勝手にスリープ復帰した時の項目をチェックする。
以上。
上のスクリーンショットで言えば、自動復帰の原因は「電源ボタン」によるものということ(要は普通に電源ボタン押して復帰)。
以下にありがちな例を上げておくと
1. “***.exe”のようななんらかのプロセスだった
A. そのアプリケーションの設定を見てタイマー復帰などの機能がオンになっていないか確認する
A. マウスやキーボード、LANチップなどのスリープ解除機能がオンになっているので、コントロールパネル→デバイスマネージャ→各デバイスの項目を右クリック→プロパティの「電源の管理」タブを確認、オンになっていたらチェックを外す。
3. “不明”としか書いてない
A. とりあえず上記の2パターンと同じ事を試してみる。駄目ならWindowsをシャットダウン、マウスやキーボード以外に繋げている余計なUSB機器を一旦全部外してから起動し直した後にスリープが動作するかを確認する。
それでも駄目だった場合はマウスかキーボードが壊れてる可能性が……
正直、最後の「スリープ復帰の原因: 不明」としか書いてないパターンもかなりの回数あるので必ずイベントビューアーを見れば原因が分かる、という訳では無いです。
が、見ておくとすぐ解決できる場合もあるので、Windowsでシャットダウンやスリープ絡みで何か起きた時には、まずイベントビューアーを確認しておくと良い、と思います。
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