台湾メディアのDIGITIMESによると、Skylake搭載ノートPCは10月に発売されるらしい。
Intel preparing to release notebook Skylake in October
モバイル向けSkylakeは10月に出る(が、各社の搭載モデルが揃うのはもう少し先になるかも)
Intelは8月5日のGamescomでデスクトップ向けSkylakeプロセッサを発表したあと、10月にノートPC向けSkylakeプロセッサをリリースする予定で、第4四半期中にモバイル向けSkylakeプロセッサ全18モデルをリリースする計画を立てているとのこと。
間を置かずにモバイル向けのSkylakeをリリースするのはノートPCの需要を加速させるためだが、問題はノートPCブランドを持つ多くのベンダーが、昨年のヨーロッパでの売上不振と中国などの新興市場が想定より伸びなかった為に発生した過剰在庫の問題に依然として苦しめられているので、トドメをの一撃を喰らわないようにSkylake搭載製品の発売時期を調整中し続けているとかなんとか。
ノートPCのサプライチェーンは既に9月中のSkyalake搭載ノートPCの量産に向けて準備中とのことだが、殆どのベンダーは既存モデルの在庫をなんとかするのに躍起になっている最中らしい。
なお、HPは例外で他社に先行してSkylakeに向けて動いているそうな。去年好調だったからね。
で情報筋によれば、いくつかのノートPCブランドのベンダーは、10月にSkylake搭載のChromebookを発売する予定だが、Celeron搭載モデルなどのエントリーモデルは2016年の第1四半期まで発売しないとのこと。なぜChromebookなんだ……
Surface Pro 4は10月発売?

Skylakeついでに、Surface Pro 4の噂も。
Microsoft new Surface tablet expected to be launched in October
同じくDIGITIMESによれば、「MicrosoftがSumsungに対して256GB SSDの大量発注をかけた」という噂が業界で流れているそうな。
情報筋によれば上流のサプライチェーンは既に「新Surface」に使用されるパーツの製造中で、9月中に出荷を開始する予定。新Surfaceは10月に発売されるらしい。
その「新Surface」は、現行モデルと同じベゼルサイズ、大型ディスプレイと薄型フォームファクタを採用し、SkylakeプロセッサとWindows 10を搭載する、とのこと。
DIGITIMESは「new Surface tablet」としか書いていないが、大型ディスプレイとか書いているので、「Surface 3後継」ではなくSurface Pro 4とみて良いだろう。多分。
同情報筋によれば、カメラモジュールはLargan Precision とNewmax、冷却モジュールはTaisol ElectronicsとChaun-Choung Technology (CCI)、筐体(マグネシウムとアルミニウムの合金製)はJu Teng International製で、その他チップセットはITE Tech、Realtek、Winbondから供給。本体製造はPegatron Technologyが行う。
2015年第1四半期のSurfaceシリーズの月間出荷台数は20 – 25万台、同四半期末にSurface 3を発売してからは30万台以上に増加したとのことで、MSはSurface Pro 4の発売で、月間出荷台数50 – 60万台まで増加することを期待しているらしい。
まぁ実際10月に発売されるかはともかく、Surface Pro 4がSkylakeを搭載して発売されるのはまず間違いないと言っていいだろう。現行世代のBroadwellはSkylakeと同じ14nmで製造ラインが被るのでもう数が出ないし。
あ、SkylakeスキップしてCannon Lakeでって可能性も無くはないか……
source: DIGITIMES, DIGITIMES (2)
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