台湾のTech系情報誌のDIGITIMESによると、ノートPCベンダー各社が第4四半期向けのタッチスクリーン搭載ノートPCの開発を中止したらしい。
『サプライチェーン上流の情報筋』によると、理由は“需要が予想を大幅に下回っている”からだそうで。
タッチスクリーンを搭載すると生産コストが上がり、当然その分だけ小売価格も上昇する。
しかも「ノートPCのユーザーはキーボードとマウス(タッチパッド)を好んでいる」とのことで、スマートフォンとタブレットによってノートPCの売上が減少していく中、需要もなく、しかも価格が上がり余計に売れない為、「タッチスクリーン搭載ノートPCとか作るのやめるわ」という事らしい。
2-in-1機は今後もタッチ対応させるものの、Ultrabookやゲーミングノートなど、その他クラムシェルのノートPCではタッチスクリーンの搭載は取りやめるそうな。
実際クラムシェル型のノートPCじゃタッチ操作って難あるからなぁ。キーボードから手離さないとイカンし。
あと個人的にタッチスクリーン機はグレアパネルばかり1で、イマイチ食指が動かなかったのでいい流れ。
情報筋曰く、タッチスクリーン搭載ノートPCに対する需要低迷は著しく、タッチ操作を強くプッシュしてきたMicrosoftとIntel両社の動きにも大きく影響を与えているとのこと。
Intelも察したのか今は2-in-1押してる感じがあるし、MSはWindows 8でPCユーザーにタッチ操作を強いた結果、猛反発を喰らってWindows 10で色々と回帰せざるを得なかったしで、これからタッチスクリーン搭載ノートPCはどんどん減りそう。
- 某国内メーカーからアンチグレアのモデルも出てたけど発色がアレすぎて問題外。 ↩
コメント