RTX 3090の外観写真がリーク、3スロット厚で長さもある超巨大カード―RTX 3000シリーズの価格は400~1,400ドルか

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RTX 3090 Founders Editionらしきカードの外観 via @GarnetSunset
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Twitterにて、@GarnetSunset氏がRTX 3090 Founders Editionらしきカードのスニーク写真を掲載していたので紹介。

写真を見るとわかる通り、カード長267 mmのRTX 2080 Founders Editionより明らかに長い巨大カードで、PCIeスロットは3スロット占有というデカすぎるクーラーを搭載。よく見ると、PCIeブラケットの上側にもかなり飛び出しており、全てがデカイ。

ファンは2つで個数こそ変わっていないものの、カードの表裏に一個ずつ配置。このお陰で3スロット占有になったらしい。

単純に考えると、表面に2スロット分、背面側に1スロット分飛び出したサンドイッチ形状ということになりますが、既存のマザーボードとの互換性(一番CPU側のスロットがプライマリPCIe x16スロットというのが基本、ここ数年はビデオカードのバックパネルがCPUクーラーと干渉する場合があるので2スロット目がPCIe x16のマザボも増えた)を考えると、あまり現実的ではない。

以前のリークでPCBの形状が従来の長方形ではなく、変形デザインになっているという話があり、それを考慮すると、下のイメージのように裏面側のファンで表面から熱を吸いあげる(Pull配置)冷却設計で、カード表側に3スロット飛び出すという方がそれっぽい。

黄色がPCBのエリア、赤い線はヒートパイプのイメージ。青色の背面ファンで表面の赤いフィンから空気を吸って熱を逃がす設計?

この推測が正しければ、(この写真では見えませんが)フィンの間をただ風が通り抜けるだけでは熱源が何も冷えないので、熱を動かすためのヒートパイプなりがある……はず。

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3090は1,400ドル、日本では20万円超えか

同氏によれば、これはRTX 3090カードであり、価格は1,400ドル。またRTX 3080は800ドル、RTX 3070は600ドル、RTX 3060は400ドルになるとのこと。

価格がFounders EditionのMSRP(小売希望価格)であると仮定すると、前世代のFEと比較して3090と3060は値上げ、3080と3070は据え置きになる。

型番MSRP前世代MSRP
RTX 30901,399ドルRTX 2080 Ti FE
Titan RTX
1,199ドル(ベースは999ドル~)
2,500ドル
RTX 3080799ドルRTX 2080 FE799ドル
RTX 3070599ドルRTX 2070 FE599ドル
RTX 3060399ドルRTX 2060 FE350ドル

日本での価格は、3090を例に考えるとMSRP 1,400ドル x ドル円レート(106円で計算) + 消費税10%で163,240円、送料+40~50ドル(5,000円くらい)で計180,000円前後か。

Founders Editionが国内発売されるかは怪しいですが、個人輸入せずに店頭で買うとすれば、代理店のマージンも乗るため安めのリファレンスカードでも20万くらいになりそう。発売直後ならご祝儀価格で23~5万でもおかしくはない。

実際、出始めの2080 Tiは17~20万超で売られていたことを考えれば、20万以下で売られていれば安いまである。うーん高い。

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RTX 3090はTitan RTXの後継?

面白いことに、@GarnetSunset氏によればRTX 3090はAmpere世代の「Titan」カードに相当するとのこと。

つまりRTX 3090はTitan RTXの後継カードであって、2080 Tiの直接の後継ではないということになる。

2080 Ti兼Titan RTXの後継としてRTX 3090だけが発表されるのか、別に「3080 Ti」が登場するのか、興味深い話になってきました。

NVIDIA GEFORCE RTX 2080 Ti Founders Edition
NVIDIA
NVIDIA GeForce RTX 2080 Tiグラフィックス処理ユニット(GPU)搭載、1635MHzのブーストクロック速度、最大デジタル解像度: 7680x4320、Turing GPUアーキテクチャとRTXプラットフォームから電源供給。 これにより前世代のグラフィックカードのパフォーマンスを最大6倍にし、ゲームにリアルタイムのレイトレースとAIの力をもたらします。

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