Warning: Undefined array key 5 in /home/vanillasalt/vanillasalt.net/public_html/wp-content/themes/cocoon-child-master/functions.php on line 123
有機EL搭載のNintendo Switch強化版が登場する、かもしれない。
リークのソースは(ResetEra.comに転載された)4chanのハッカー板のレス(投稿者は@sciresm氏らしい)。
データマイナーによれば、任天堂はこの1年半~2年ほどディスプレイを改善した新Switchの開発
に取り組んでおり、ファームウェア解析で得られた新型Swtichの開発コードネームは“Aula”とのこと。
“Nintendo Switch 2”ではなく、あくまでNintendo Switchの新モデル
まず、今回ファームウェアの解析で見つかったAulaは“Nintendo Swich 2”にあたるような後継機ではない。
Marikoというコードネームは現行SwitchのSoCであるTegra X1 (rev T210B01)と同名なので、そのためCortex-A57×4 CPUと256 CUDAコアのMaxwell GPUという仕様を引き継いでいる可能性も高い。
ただし、仕様が変わらずとも製造プロセスは16 nmからシュリンク(12 nm?)され電力効率は大きく改善される
とのこと。バッテリー駆動時間は伸びそう。
Aulaで演算性能の向上があるのかについては、プロセスシュリンクの効果で動作クロックを引き上げる余地はありますが、任天堂がそれを選択するのかと言えば微妙なところ……
現行のNintendo Swich搭載のTegra X1は、初代の20 nmプロセスだったrev T210)から、Nintendo Swich Liteと同じく16 nmのrev T210B01に変更されており、こちらは製造プロセスノードのシュリンクのみでCPUやGPUの設計は据え置き。多少動作クロックの変更はありましたが、『ゼルダの伝説 BotW』など一部のタイトルで若干パフォーマンスが改善しているという話がある程度のマイナーチェンジだった。
結局、現行SwitchやDSiのような過去の事例から考えると、仮にクロックの引き上げがあったとしても、現行Nintendo Swichとの違いはXbox Series SとXbox Series X、あるいはPlayStation 4とPlayStation 4 Proのようなものに留まりそう。
Aulaと別に、コードネーム“Calcio”としてゲームカードスロットやバッテリー非搭載で据え置き専用のSwitchも存在するようですが、こちらは開発用の内部モデルか、あるいは発売が中止された模様。個人的には据え置き専用で良いからSplatoon 2が1080p/60fpsで動く高性能モデルが欲しい……
ディスプレイは液晶から有機ELへ、HDR対応も期待できる
本体ディスプレイは現行モデルの液晶パネルから有機ELパネルへ更新され、表示品質はかなり改善される見込み。有機ELであれば、HDRへ対応するのに液晶と違い輝度を稼ぐためバックライトを強化せずに済むため、HDR対応も期待できる。
そもそもSwitchの場合、修理性確保のためか保護ガラスと液晶パネルの間に空間があり、オプティカルボンディング(スマートフォンなどで主流のガラスとパネルを接着してギャップを無くす加工)を採用していないため、有機EL化と同時にオプティカルボンディングになれば、だいぶコントラストが良くなるはず。
4K出力に対応
機能としてはAulaのファームウェア上でRealtekが「4K UHDマルチメディアSoC」とアピールしているチップがサポートされているため、4K出力に対応している
らしい。
画面解像度は不明ですが、あくまでドックのHDMI端子がHDMI 2.0以降に対応するという話で、SoCの性能を考慮すればゲームが4Kで動くわけではないので本体に載せる意味がほぼ無く、本体画面が4Kになる可能性は低いと思われる。
現行機が720pなので、有機ELと同時に1080pくらいには引き上げてくる可能性はありそう。そうなると今のSoCのクロックで同じゲーム動作を達成できなくなるので、多少はクロックが引き上げられるかも。
なお、ファームウェアのコードからは判別できないが、Realtekチップは本体側ではなくドック側に搭載されている可能性もある
とのこと。前述の通り本体よりはドックに載せるほうが自然なので、この可能性は高そう。
コメント